証券会社からの「ログイン制限のお知らせ」メールに思ったこと

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GWあたり、証券会社の不正取引問題が話題になっていました。
4月に世界の迷惑メールの約8割が日本を標的にしていたというデータもあるそうです。

どれだけ日本が狙われてるんだ、っていう話ですよね。

実際、株取引をしている高齢者も多くいます。
だいたいスマホではなく、大きなPC画面で取引している層が中心だったりします。

そうした人たちでも、今は「二段階認証」が必須になってきました。

私もかつては複数の証券口座を持っていて、 「投資だ!」と勢いで始めてみたことがあります。 けれど結局は原資が尽きて終了、今はほとんど触っていません。


目次

【迷惑メール?】SBIネオトレード証券からの通知メール

そんな中、ふと迷惑メールフォルダを覗いてみたところ、

件名:「(セキュリティ対策)ログイン制限のお知らせ【SBIネオトレード証券】」

というメールが届いていました。
Gmailが自動で迷惑メールとして仕分けてくれていたものの、
内容が気になって中身を確認してみることに。


メール本文(抜粋)

平素よりSBIネオトレード証券をお引き立て賜り、誠にありがとうございます。

このたび、ログイン時における「二段階認証」の導入に伴い、 しばらく口座を利用されていないお客様には、ログイン制限を実施いたしました。

取引再開をご希望の場合は、カスタマーサポートへお電話ください。

【カスタマーサポート】 フリーダイヤル:0120-441-250(固定) ナビダイヤル :0570-550-290(携帯)

(セキュリティ対策)ログイン制限のお知らせ【SBIネオトレード証券】より引用

ぱっと見、ログインリンクや個人情報入力の誘導がなく
記載の電話番号もネットで調べると正規のカスタマーサポートと一致していました。

もしこれが詐欺なら、電話番号も詐欺業者のものになっているはず。

口座利用のために電話が必要なのか……
放置してたら余計に面倒になったなという気持ち。

試しにSBI証券のサイトへアクセスし、ログインしてみたところ、
メールで届いたコードを入力して普通にログインできました


自分が使っていたのは「SBI証券」だった

ログインしてみて、ふと気づいたのですが、

自分が使っていたのは「SBI証券」で、「SBIネオトレード証券」とは別モノらしい。

調べてみると、

  • SBI証券:初心者向け・フルラインナップ型
  • SBIネオトレード証券:信用取引に特化した中・上級者向け

とのこと。

正直、ネオトレードの方は口座を作った記憶ないけど
たぶん一緒に開設してたんでしょう!

使ってなかったし「電話せず放置でいいか」 という判断に落ち着きました。

何か本当に重要なら、郵送で連絡が来るはず。
第三者が使う可能性ある電話やメールよりも郵便のほうが本人に届く確率は高いですから。


フライト3753の塩漬け株を見て、あの頃を思い出す

久しぶりにSBI証券にログインしたついでに、保有株を確認してみると

**2銘柄残っているうちのひとつが「フライト3753」**でした。

これ、当時は何かセキュリティ技術?が来る!みたいに噂されていて、

  • 1株1,224円 × 100株 × 2単元 = 244,800円

で買ったものです。

しかし今は、

  • 評価額:1株215円 → -100,900円の損失

1単元は600円台で1単元を損切りしていて、残る1単元を

「宝くじ感覚で放置していた」

のですが、やっぱり厳しいですね。

こうした無名企業の高値掴みほど、夢見がちだった自分の象徴のようにも感じます。

大手企業と違って、 何かの材料が出ない限り、浮上の兆しは見えません。


株から仮想通貨へ──失敗と勉強代

他にも、当時の株雑誌を見て買った「日産」も、
配当利回りた高い!と紹介されてて1単元買いましたが、結局損切り。

思い返せば株も結構損したなー。

優待目当てで買った銘柄も、後から優待制度が廃止されたりも多い。

その後は仮想通貨やNFTも経験したのものの

株の失敗はその時まだ身になっておらず、再び損失を出す結果に。

けれど、そうした経験を通して、

  • 「自分に投資は向いてない」
  • 「情報を自ら集め、独自の基準を持てないと、結局は負ける」

という感覚がはっきりしてきました。

初心者にとって「買う」ことは難しくない「売る」ことの方が遥かに難しい。
的確な損切りができるか?はたまた、利益が出ている時に利確できるか?

買うことよりも売るの方が難しいのは投資経験で学んだことです。
それは自分の中で明確な基準がなかったからでしょう。
買うのは人の情報で買えるけど、売るのは自分の決定になるから。


それでも、記録しておきたいこと

実はフライトの損失(約10万円)も、 すかいらーく(3197)の含み益(+167,000円)で
1単元分は相殺できています。
600円台で売ったフライト考えたらプラマイゼロに近くなるのかな。

  • コロナ時に1株1,502円で購入
  • 現在は3,172円 → 2倍以上に成長

とはいえ、手持ちの株でこんなのはそうなくてマイナスの方が大きいですけどね。

すかいらーくは優待のプリペイドカード目当てで買ったものですが、
自分で使う機会が少ないため、兄弟へのプレゼントにしています。

大手企業はコロナで落ちても、再び上昇する力がある

それに比べてフライトは……


結論:夢を見た結果も、こうして言葉に残しておきたい

仮想通貨も、「草コインで夢を見るより、最初からビットコインを買っておけばよかった」

そう思ったのと、今回のフライトの件はよく似ています。

結局、すべては事後的にしかわからない

けれど、こうして言語化し、残しておくことで

自分なりの思考や選択基準を少しずつ磨いていけるのではないか

そう信じて、今日もまたひとつ、記録として残しておきます。

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この記事を書いた人

考えたことや学んだことを、静かにまとめています。
派手な発信よりも、自分なりの気づきを大切に。
ブログは、思考の整理と記録のための場所です。

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