この記事は小豆島から高松に戻り、帰路につくだけのお話です。
今回の旅もあとは帰るだけ。
船を降り、香川に戻ってきた私は、マルナカ水田店でペットボトルの水を購入。
その流れで「かしわの武内」へ向かいます。
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香川旅の定番、かしわバター丼で締めくくり
最近は香川旅の締めにここを訪れることが多くなってきた気がします。
メニューが豊富なので、何度来てもつい違うものを頼みたくなるのが魅力。
この日は つけ麺セット(1,050円) を注文。
香川B級グルメの代表格とも言える「かしわバター丼」に加えて、つけ麺もついた満足感のあるセットです。

かしわバター丼には ガーリックマヨ をかけて濃厚に。
さらに無料の 生卵 を混ぜることでまろやかな味変も楽しめました。
最後は味噌汁でしめて、ごちそうさまでした。
次は「かしわバターうどん」に挑戦してみたい。
雪道とスタッドレス、そして“旅の終わり”
ここからは、いよいよ帰宅の道のり。
今回はナビが普段と違うルートを提示してきたので、そのまま従うことに。
夜の山道を走っていると、ふと小豆島の記憶が蘇る。
風車の丘で降った雹、恵門不動で見かけた雪、夜の寒さ。
香川の山中でも、この時は夜は気温がぐっと下がり、雪が静かに降っていました。
前を走った車のわだちをたどりながら進んでいくうちに、その跡すらなくなり──
やがて自分の車が新雪にわだちを刻んでいく感覚。
運転していたので写真はないですが、せっかくなので降りて撮れば良かったです。
先月スタッドレスタイヤに交換していたおかげで、安心して走り切れました。
ガソリンという“旅の余韻”
小豆島へ向かう前に満タンにしていたガソリンも、3日間走り続けて残りわずか。
翌日の出勤に備えて給油することに。
- 小豆島:185円
- 高松:180円
- 地元:175円(ただし、いつものスタンドのほうが安い)
今回はとりあえず5リットル(875円)だけ入れて帰宅。
濃密な3日間──旅がくれた刺激と記憶
家に戻れたのは22時過ぎ。
荷物を片付けたりして落ち着いたのは23時半を回っていました。
いつもよりも車中泊で二泊三日という長めの旅。
有給を使ってのんびり回る小豆島は、それだけで満足度が高かった。
とはいえ、寒霞渓での小豆島バーガーは今回諦めたので
次回の目的地として、大切にとっておこうと思います。
今、旅に出るということ
出かければ出費はかさみます。そして元から乏しい原資で貯金はできなくなる。
でも、私は思います。
脳への刺激という意味では、旅行の価値は貯金よりも大きいのだと。
もしこの3日間を自宅で過ごしていたなら、何も残らなかったかもしれない。
でもこの旅で見た景色、感じた空気、歩いた道──それらは確かに記憶に刻まれました。
「今やらなければ、次がある保証なんてない」──ナウオアネバーそれが意識するスタンスです。
これも畑は違えど尊敬しているビル広田さんから学んだ価値観です。
車中泊や高所観光も、体力のある今のうちにこそ行っておきたい。
老後にゆっくり…という考えもわかりますが
若いうちから動かない人間が老後に急に動けるとは限らないのです。
旅の終わり、そして始まりへ
小豆島は一周できたけれど、すべてを見たわけではない。
そして、まだまだ四国には訪れていない場所がたくさんあります。
これからも、近くにある未知の風景たちを、ひとつずつ見て回りたい。
そんな想いを胸に、またいつか旅に出ようと思います。