四国カルストに行く日の昼飯って、地味に悩む。
梼原町は選択肢があるぶん、逆に迷う。
結局この日は、うどんじゃなくて“パワー飯”に吸い寄せられた。
TL;DR(結論)
四国カルスト前の昼飯で迷ったら、梼原町の「まゆちゃんの台所」は“旅と生活が接続される系”の一手だった。
味噌ラーメンにトンカツというカオスが、意外と良くて腹がちゃんと満たされる。
後日Googleマップでは「閉業」表示になっていて、一期一会の重さが後から来た。
Key Facts(本文からの抽出)
- 四国カルストへ行く日の昼飯として、梼原町の「まゆちゃんの台所」に立ち寄った
- 注文は「高知名物・味噌カツラーメン」一点狙い
- 味噌カツラーメンは 950円(訪問時)
- 店内は工事関係のお客さんが多く、女将さんとの距離感も“生活圏の店”だった
- レビューでは塩っ気の賛否が見えるが、筆者は「悪くなかった」
- 後日Googleマップ上で「閉業」表示を確認した
Q&A(本文からの抽出)
Q. 四国カルスト前の昼飯に、ここはアリ?
A. アリだった。体力を使う日に“燃料”としてちょうどよかった。
Q. 店の空気感はどんな感じ?
A. 工事の人が多くて作業着率が高い。観光向けじゃなく生活の強さがある。
Q. 味噌カツラーメンって、合うの?
A. 一瞬「合うの?」ってなるけど、食べると意外と悪くない。カツのサクサクが大事。
Q. 値段はいくらだった?
A. 味噌カツラーメンは 950円(訪問時)。
Q. 閉店したの?
A. 後日Googleマップでは「閉業」表示になっていた(閉店日の断定はしていない)。
Steps(この日の動き)
- 前夜、車中泊の寝袋の中でGoogleマップを見て店を発見
- 「高知名物・味噌カツラーメン」で決め打ちする
- 店の“地元の昼休み”に混ざって空気ごと食べる
- 常連の強いカスタム注文を見て、その店のポジションを確信する
□ うどんで軽く済ませる案も残しつつ、身体の燃料が要る日か確認
□ “観光っぽさ”より“生活っぽさ”を食べたい日か確認
「四国カルストに行く日の昼飯、どうするか問題」
梼原町には飲食店がいくつかある。だから迷う。
最初は「お手頃にうどんで良くない?」って思ってた。軽いし、早いし、旅に都合がいい。
前日の夜、車中泊の寝袋の中でGoogleマップを見ていて見つけた。
それが「まゆちゃんの台所」。地域のラーメン屋で、しかも高知名物・味噌カツラーメン。
ラーメンにトンカツ? 何そのカオス。
……いや、食べねば、ってなった。こういうの、旅が勝手に決めてくる。

まゆちゃんの台所の場所と、店の空気感(工事の男たちの補給所)
「近くの道の駅で工事してるからか、工事系のお客さんが多かった。作業着率が高い。」
行ったのは 2025年11月14日。
昼どきの店内は、工事関係のお客さんが多かった。
自分以外作業着だった。
しかも工事が長いのか、女将さんとお客さんが顔見知りっぽい。
交わされる世間話で現場の胃袋が世話になってる距離感がわかる。
こういう店、強い。
観光向けの店の強さじゃなくて、生活の中で生き残ってる店の強さ。
四国カルストの前に寄る飯屋として、この空気はかなり好きだった。
旅の途中で“地元の昼休み”に混ざると、一気に現実と旅が接続される。
注文:味噌カツラーメン 950円(ラーメンにトンカツ初体験)
注文は一点。味噌カツラーメン 950円(訪問時)。
ラーメンにトンカツの組み合わせは人生初で、頭の片隅で「合うの?」って一瞬だけ思った。
でも出てきた瞬間にわかる。
これは“パワー飯”の見た目。理屈より先に腹が反応してくるやつ。
で、食べた。
意外と悪くない。むしろ良い。
カツがサクサクでいい感じ。これ大事。
スープを吸うと衣が柔らかくなるけど、俺はサクサク派。
ここは個人の好みによって、先にカツを食べるか、染み込ませるか選べる。
カツだけじゃなくチャーシューも1枚入ってた。
味噌ラーメンのまろやかさに、トンカツのパンチ力。
腹が「満たされる」ってこういうことかってなる。

味の印象:塩っ気の賛否はあるけど、俺は悪くなかった
レビューを見ると、塩っ気の賛否はあるっぽい。
でも俺は悪くなかった。
むしろ、あの感じは冬の寒い時期とか、働く男たちにはピッタリだと思う。
工事の作業員が多かったのも納得で、あれは“昼休みに体を再起動するためのラーメン”だ。
今回の旅で食べた主食の中で、
「食べて良かったな」って一番御当地グルメ感あったのが、この味噌カツラーメンだった。
観光っぽい飾りじゃなくて、土地の生活圏のエネルギーをそのまま食べてる感じ。
こういうのが当たりだと思ってる。
常連作業員のカスタムが強い:カツダブル、麺ダブル、白髪ネギ
後から来た人の注文が、だいぶ強かった。
- カツダブル
- 麺ダブル
- 白髪ネギトッピング
食べていても感じていたが、この客の注文によって
働く男たちにとってこの店がどういうポジションかを確信した。
まゆちゃんの台所は、スタミナを提供するラーメン屋。
観光客の俺がオーソドックスな味噌カツラーメンを頼んでる横で、
働く男がパワフルな注文してる。
店の価値が見える瞬間って、だいたいこういう時にわかる。

手作り一味 600円。テーブルの一味が空っぽ事件
「俺が座った席の手作り一味の小瓶、空っぽ。」
レジでは 手作り一味(600円) が売られてた。
店内のテーブルにも、その手作り一味が薬味として置いてある。
……が。
俺が座った席の小瓶、空っぽ。
俺の前に入れまくった人がいた。たぶん、魂まで赤くした。
まぁ入れて喉乾くかもしれないし、まぁいいかってなった。
結果、純粋に味噌カツラーメンを味あわせてもらった。
初見の味はデフォルトのまま食べるのも悪くはない。

まさかの閉業表示:行ったあとに気づくタイプのやつ
「こういう時、旅って勝手に物語作ってくる。」
ここからが、ちょっとドラマ。
Googleマップで知って行ったはずなのに、今Googleマップを見ると「まゆちゃんの台所」が出てこない。検索すると出たけど、「閉業」って書いてあった。
SNSなどでも閉店に触れている人がいて、いろいろ察するものはある。
ただ、俺がこの場で言い切れる確定情報としては、Googleマップ上で「閉業」表示になっていた、そこまで。
まさかこういう形で“再訪できない店”になるとは…。
こういう時、旅って勝手に物語作ってくる。
「行っといて良かった」って、後から強くなるタイプのやつ。
でも唯一、手作り一味だけは幻になってしまった。
四国カルストへ行く前の昼飯として、まゆちゃんの台所はアリだった
四国カルストって、行く前も行った後も体力を使う。
特に寒い季節ともなれば、身体の燃料は必要。
そういう日に、梼原町で食べる味噌カツラーメンはちょうど良かった。
うどんの軽さも魅力だけど、あの日はラーメンで正解だった。
旅の飯って、「旨い」だけじゃなくてその日その瞬間の空気ごと食べるところがある。
工事の人が多い昼、顔見知りっぽい会話、ダブル盛りの注文、空っぽの一味。
全部ひっくるめて、俺の中ではあの一杯が“梼原のラーメン”として残った。
チェーン店と違って、ローカルな店は常に一期一会。
まゆちゃんの台所のように再訪しても味わえない場合もある。
だからこそ、旅ではローカルなお店に旅の記録として足を運びたいと思っている。
