枕とマットレスだけじゃ眠りは完成しない|寝具アップグレード12年の結論(シーツ・パジャマまで)

枕とマットレスだけでは眠りは完成しないことを伝える、シーツとパジャマまで整えた寝具環境のアイキャッチ画像
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寝具って「良い枕」「良いマットレス」で終わると思ってた。
でも自分は、羽毛布団→シーツ→最後にパジャマまで行って、ようやく“引っかかり”が消えた。
これはその道のりのメモ。値段は当時のものなので参考程度に。


目次

【TL;DR】

  • 寝具は「枕とマットレスだけ」で終わらなかった。最後に効いたのはシーツ(肌)とパジャマ(摩擦)
  • 低反発を避けた理由はシンプルで、寝返り(睡眠中のメンテナンス)を重くしたくなかったから。
  • 12年かけて、首→土台→温度→肌→摩擦の順で整えたら、静かに眠れて自然に朝起きるようになった。

【Key Facts】

  • 低反発は「沈んで寝返りしにくい」方向の情報を読んで、高反発寄りを選んだ
  • 枕の起点:2014年 西川AIR(TOUGH)
  • マットレスの起点:2016年 マニフレックス モデル246(高反発の“支え”を知った)
  • 一人暮らし:三つ折り(メッシュウイング)+トッパー(VIROBLOCK)で寝心地と引っ越し対応を両立
  • 1000TCは体験として良かったが、のちに「数字の匂い」を感じた
  • 2025年12月 R.T. Homeのエジプト綿500TCで“本物の触感”を知った
  • 2026年1月 パジャマ(ワコール睡眠科学)で、最後の摩擦が消えた感覚があった

【Q&A】

Q1. 寝具は結局どこまで整えるべき?
A. 自分の場合は、枕とマットレスの先に羽毛布団→シーツ類→パジャマまで行って完成した。

Q2. 低反発じゃなく高反発にした理由は?
A. 「沈んで寝返りしにくい」情報を読んで、寝返りを重くしたくなかったから。

Q3. 引っ越しがある人のマットレスはどうした?
A. 三つ折りできるメッシュウイングにして、寝心地はトッパーで強化した。

Q4. 1000TCと500TC、どっちが良かった?
A. 数字は半分になったけど、体感はR.T. Homeの500TCの方が気持ちよかった

Q5. 最後に効いた“盲点”は?
A. パジャマ。寝具が整うほど、服の摩擦が目立ってきた。

【Steps】整える順番(真似するなら、ここからでいい)

  1. 枕(首の軸)
  2. マットレス(土台)
  3. 羽毛布団(温度)
  4. シーツ・カバー(肌に触れる層)
  5. パジャマ(最後の摩擦を消す)

□ 一気に揃えなくてOK
□ 最後の引っかかりは、環境が良くなるほど目立つ

既にマットレスなどが整っていれば、シーツ・カバーとパジャマから買ってもいい。

【Compare】低反発と高反発(自分の判断基準)

観点低反発(避けた理由)高反発(選んだ理由)
寝返り沈んで寝返りしにくい、が気になった寝返りがしやすい方向を選びたかった
体の支え沈み込みが前提になりやすい印象「支え」がある感覚を求めた
結論“合わなかった”ではなく、買う前の判断で外した自分の感覚に従って高反発寄りへ

寝具環境は「良いマットレス買え」で終わらなかった

寝具の話って、世間だとだいたい「良い枕」「良いマットレス」で終わる。

睡眠=自己投資みたいな空気もあるし、自分にもその刷り込みはあった。
これは、実際に寝具を揃えていった記録。
枕→マットレス→羽毛布団→シーツ→最後にパジャマまで行って、ようやく求めてた睡眠環境が“完璧に近い”ところまできた。
その経緯をここに書く。


低反発を選ばなかった理由は「寝返り基準」

寝返りって睡眠中のメンテナンス動作みたいなもんだから、そこが重いのは嫌だなって。

ここは「低反発が体験として合わなかった」というより
買う前に調べた時点で、高反発が良さそうだなと判断しただけ。
世間の空気は低反発推しだった気がするけど
別の情報を読むと「低反発は沈んで寝返りしにくい」とか
「腰痛を考えるなら高反発が向くことが多い」といった話も出てくる。

寝返りがしにくいのは嫌だと感じて
結果として高反発寄りを探していくことになった。
これはもう自分の直感に従ったと言える。


2014年:西川AIRの枕(TOUGH)で首の軸が決まった

最初に手を付けたのは枕だった。2014年。

ここがちょっと情けない話なんだけど
それ以前に何を枕にしてたか正直ハッキリ思い出せない。
たぶん普通の枕じゃなくて、クッションみたいなやつを枕にしてた記憶がある。
いわゆる「あるもので寝る」状態。
寝れないわけじゃないけど、寝具とはそもそも呼べないアイテム。

だから「まず整えるなら枕だな」ってなった。
ただ、適当に選ぶのは嫌だった。
寝具って毎日使うものだし、最初に良いのを買って置けば長く使えると思った。

そこで選んだのが西川産業 AIR コンディショニングピロー TOUGH
3次元特殊立体構造で、サイズは63×36cm。ネイビーのHigh。
当時は「キングカズ愛用のマットレスが枕に!」というキャッチコピーだった。

実際に使うと高反発の質感は自分に合っていた。
まだ枕しか変えてないので「寝具で睡眠がよくなった!」
みたいな大げさなことは当時は思ってない。
でも、寝具への拘りがここからスタートしたのは間違いない。


2016年:マニフレックス(モデル246)で“高反発の正解”を知った

モデル246は「あ、これが高反発マットレスか」って感覚があった。

次にマットレス。2016年に当時は実家用で購入。
枕を買った時点で高反発を選ぶルートに入っていた。
そこで買ったのがマニフレックスのモデル246
サイズはシングル、16cm厚。

マニフレックスを買うことにしたのは
単純にそれまで使っていた5~6千円のマットレスがヘタってきたから。

モデル246は硬すぎず、沈みすぎず、ほどよい弾力。
気持ちよさで包むんじゃなくて、身体がマットレスで整う感じだった。

一回これを知ると、もう戻れない。
舌が覚えるのと同じで、身体が覚える。


2017年:ポーランドホワイトマザーグースの羽毛布団で温度が静かになる

軽いのに暖かい。熱がこもる感じじゃなく、空気で包む感じ。

2017年に羽毛布団を購入。
ポーランドホワイトマザーグースダウン95%。ツインキルト。超長綿80サテン。SEK抗菌防臭加工。

買うまでは毛布をミルフィーユにして重たい布団で寝てた。
どうせなら軽くて良い布団を買おうと思って導入したら、軽いのに暖かい。

羽毛布団って“暖かいかどうか”だけじゃなくて、体温の逃げ方が整うと気持ちよく眠れるんだなって思った。


2020年:一人暮らしでメッシュウイング。寝具にも“引っ越し対応力”が必要だった

賃貸だと引っ越しのたびにマットレスをどう運ぶか問題がある。

一人暮らしを決意したが、実家のマットレス246は簡単に持ち運ぶことができない。
持ち込むのもそうだけど、一人暮らしは終の棲家じゃない。
だから将来の引っ越しも考えて、三つ折りできるメッシュウイング(シングル)にした。
メーカーはやはり体が知っているマニフレックス。

ただ正直に言うと、実家のモデル246を知ってる身体には、メッシュウイング単体だと物足りなかった。
同じメーカーで比較対象を知ってるからこそ感じたことだと思う。


2021年:VIROBLOCKトッパーで“メッシュウイングを強化”する

買い替えじゃなく、マットレスの上に重ねて調整する。これがめちゃくちゃ良かった。

ここでトッパーという存在を知った。
マニフレックス VIROBLOCK トッパー(シングル)

メッシュウイングだけだと、まさに「高反発のマットレス」という感じ。
悪く言えばモデル246にあった弾力性をあまり感じない。
解決策を探してトッパーを知ったので購入し装着。
トッパーを装着したら、心地よい弾力のある高反発マットレスになった。
これぞ求めていた質感。

引っ越しの時にはトッパーを外して、三つ折りできるメッシュウイングの特性は残す。
寝心地を上げつつ、引っ越しの時も困らない。
このバランスが良かった。

寝具って一発で正解引くものじゃなくて、トッパーでも寝心地を変えられるんだなって実感した。


2024年:エジプト綿1000スレッドの甘い罠(でも必要な経験だった)

シーツとしての体験は良かった。でも“数字の世界”はマーケの匂いがする。

2020年に川島和正さんのメルマガで「ベッドシーツにこだわり」って回があった。
旅をしていてるとシーツの質によって疲労の取れ方が違う。
高級ホテルのシーツはエジプト綿1000TCが使われてる、みたいな話。

その時はすぐ買わなかった、でもその話だけは頭に残っていた。
で、2024年にAmazonでTHREAD SPREADのセット(1000スレッドカウント)を買った。
シーツ+布団カバー+枕カバーの3店セットで約6500円。

夏はタオルケット、冬はマイクロファイバー毛布だったので
最初は「お、やっぱエジプトコットンは違うな」って思った。

でも1年使うと、ホワイトだから黄ばみが出た。
特に夏は薄着で寝るから、ふとももの汗を吸ったのが影響している。

買い替えようと思ったら、同じ商品がもう売ってない。
そして検索して現実を知る。1000スレッドってそうそう無い。
そもそもセットで6,500円みたいなエジプトコットンが存在しない。

この時、疑った。もしかして、なんちゃって1000スレッドだったのか。
ただ、この経験は無駄じゃない、比較対象ができた。
「1000TCだから安物でも良い」とは限らない教訓を得た。


2025年12月:R.T. Homeのエジプト綿500スレッドで「本物」を知る

一番わかりやすかったのは、肌触りの滑らかさ。触った瞬間に違う。

2025年12月、R.T. Homeのエジプトコットンのシーツ&布団カバーを購入。

  • ボックスシーツ:500スレッド サテン織り 80番手糸(トリュフブラウン)
  • 掛け布団カバー:500スレッド サテン織り 100番手糸(トリュフブラウン)

色は将来、黄ばみが目立たないようにトリュフブラウンを選択。

触った瞬間に違う。
暖房してない冬でも、体温が伝わるとそのまま朝まで眠れる。冷たいのは最初だけで、あとは自然と体温に馴染む。
もちろん、入眠を促す為に電気アンカ等があると尚いい。

質感も上品な光沢がある。わざとらしいギラギラじゃない。
数字は1000スレッドから500スレッドと半分になったのに、R.T. Homeの500スレッドの方が気持ちいい。

ここで寝具が“エジプト神殿”と呼べる環境にかなり近づいた。
でもまだ完成じゃなかった。最後の引っかかりが残ってた。


2026年1月:パジャマで眠りが変わった。ここは“わかってる人の領域”だった

シーツと布団カバーが本物になると、次に思う。
「あれ?もしかして服も大事じゃね?」

今までズボンはジャージ、上はユニクロのフリースで寝てた。
手足がシーツに触れる部分は気持ちいいのに、身体の中心がゴワゴワ止められる感じがある。
寝具に挟まってる具材である人間の方が合ってない違和感が出てくる。

そこで新たに買ったのが、ワコール睡眠科学のパジャマ(綿100%)
自分のサイズならLでちょうどよかった。
このパジャマだけでフルプライスのゲームより高い。
でも数日使ったら、ゲームより買って良かったと思う。

朝が目覚ましが鳴る少し前に、自然に目が覚める。
でも眠りの質が悪くて起きてる感じじゃない。
むしろ質のいい睡眠で自然と目覚めてる感じ。
だから目覚ましに「邪魔された」感がない。

起き上がる時も、パジャマとエジプトコットンが摩擦なくスッといく。布が引っかからない。身体が引き戻されない。
そのまま自然にパチリ。

もともと寝付きは良かったが、パジャマによって寝起きが整った感覚があった。

唯一、副作用があるとするならば(良い作用でもあるが)
高価なパジャマを買ったことで「食事中に汚したくない」気持ちが発生した。
結果として、帰宅→まず部屋着→寝る直前にパジャマに着替えるようになった。
このパジャマは睡眠専用の流れになって、寝る前のスイッチが入りやすくなった気がする。

シーツに拘る気付きはメルマガの情報で得た。
パジャマの拘りは、誰かからの情報じゃなく身体が気づく領域だった。


2026年1月:枕カバーもエジプト綿にして、寝具を求める旅が完結した

枕に始まり枕に終わる、なんだか礼に始まり礼に終わる武道のようだった。

ベッドシーツと布団カバーの手触りが良かったので、枕カバーも同じR.T. Homeのエジプト超長綿500スレッド(トリュフブラウン)にした。

2014年に西川AIRの枕から始まった寝具アップグレードの旅が
2026年の枕カバーで完結。
枕に始まり枕に終わる、この場合は武道ならぬ寝道と名付けよう。

寝具って世間で言われている枕とマットレスだけじゃ完璧ではない。
人間が肌に触れるもの全て含めて寝具になる。
今回それを理解した。


寝具エジプト神殿の内訳(購入当時の価格メモ)

今、寝てる時に18万円に包まれてると思うと、普通に良い投資だと思う。

先に寝具に費やした合計だけ書くと、全部足すと約23万円。
実家にあるマニフレックス(モデル246)と、お役御免になったAmazonの1000スレッドを差し引くと、だいたい18万円ちょい。
過去に買った商品は同等の物を買おうとすると値上がりしている。
あくまでも当時の購入金額として記す。

アイテム価格
2014年西川産業 AIR コンディショニングピロー TOUGH(ネイビー High)13,650円
2016年(実家用)マニフレックス モデル246 シングル(グレー)39,204円
2017年グレース プレミアム 羽毛布団(ポーランドホワイトマザーグース95%)74,800円
2020年(一人暮らし用)マニフレックス メッシュウイング(シングル)34,485円
2021年マニフレックス VIROBLOCK トッパー(シングル)22,000円
2024年THREAD SPREAD 1000TC セット(白)6,499円
2025年R.T. Home 500TC ボックスシーツ(トリュフブラウン)9,280円
2025年R.T. Home 500TC 掛け布団カバー(トリュフブラウン)10,800円
2026年ワコール 睡眠科学 メンズ シャツパジャマ(KO-コン/L)16,830円
2026年R.T. Home 500TC 枕カバー(トリュフブラウン)2,850円

最後に残ったのは「1%の引っかかり」だった

完璧に近づくほど、最後の1箇所の引っかかりが目立つ。

良い枕、良いマットレスは世間が言ってる。
良いシーツは高級ホテルに泊まる人が気づく。
パジャマは、感覚でわかった人の領域。
そこに入った。

結論は単純だった。
どんなに良い服でもタグがそのままなら気になって仕方ないように
たった1%の引っかかりが99%を台無しにする。
これは服だけでなく寝具も同じだった、全てを整えて完成する。

寝返りに摩擦がないだけで、目覚めて身体が楽になっている感覚を日々実感している。
日々、寝具エジプト神殿にて静かに入眠し、自然に起きる。
何でもない日常となった体験、それでいい。

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この記事を書いた人

考えたことや学んだことを、静かにまとめています。
派手な発信よりも、自分なりの気づきを大切に。
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