ブログを書くために、SWELLを購入しました。
人生で初めて買った有料テーマが、SWELLです。
実は最初、AFFINGERを選ぶつもりでした。
でも最終的に選んだのはSWELL。
その理由を、この記事で書いてみようと思います。
最初はAFFINGERにしようと思っていた理由
もし自分が即断即決タイプだったら、今頃はAFFINGERを使っていたと思います。
なぜ最初にAFFINGERが選択肢に上がっていたのか?
理由はとてもシンプルです。
読んでいたブログがAFFINGERを使っていたから。
それだけのことでした。
「じゃあ自分もAFFINGERでいこうかな」
そう思っていました。
何より、2025年5月にはセールが開催されていて、Action Pack 3が1万円引き。
通常39,800円が29,800円という値下げは、かなり大きいですよね。
ちょうどセールのタイミングで「欲しい」と思ったのは
まさに買い時だと感じていました。
調べていくうちにSWELLを知る
もし自分が即断即決タイプの「タイムイズマネー」人間だったら、既にAFFINGERを買っていたと思います。
成功哲学系の本によくある「悩む時間こそが無駄」という考え方。
あれは、1時間で何万〜何十万円も稼ぐような人だからこその意見です。
でも、自分はそうじゃない。
何者でもない一般人の時給なんて、たかが知れています。
だからこそ「悩む時間」や「調べる時間」は、自分にとっては大切な“納得のプロセス”なのです。
たとえ買うことがほぼ決まっていても、納得するまで徹底的に調べます。
そんな中、AFFINGERについて検索していると「SWELLに乗り換えた」というブログに出会いました。
そこで初めて、「世の中にはSWELLというテーマもあるのか」と知ることになります。
AFFINGERは現在、バージョン6。
標準テーマの価格は14800円でSWELLより安めですが
EX版やタグ管理マネージャー、ABテスト用のプラグインなどをセットにした便利な「Action Pack3」があります。
とはいえ、セール価格でも29800円です(通常は39800円)。
一方、SWELLは標準価格が17600円。
標準のAFFINGERより高く感じますが、
- 頻繁にアップデートされているらしい
- 追加プラグインなしでも、標準で多機能
という話を見つけて、「なんて魅力的なんだ!」と感じました。
ActionPack3より安くて機能的なんて……これはSWELLに心が傾く!
サポートも手厚そうですし、もちろん「バリバリのブロガーさんならAFFINGERが良い」という意見もわかります。
でも、初心者の自分にとってはSWELLのほうが合っているのではないか。
そう思いはじめました。
この手のテーマ紹介には、アフィリエイトブログがよくあります。
「うちのブログ経由で購入してくれたら、特典をつけます!」というやつですね。
ですがSWELLの場合、過去に悪質な情報商材を「特典」と称して配る人がいたり、
「サポートします」と言いながら連絡が途絶えるようなケースがあったようで、
その反省からか、アフィリエイトの規約で「特典禁止」を明記するようになったとのことです。
もちろんSWELLにもアフィリエイトはありますが、
報酬額はAFFINGERのように高くはないそうです。
でも、SWELLには公式のマニュアルやフォーラムもあり、特典に頼る必要がありません。
「売れたら何でもOK」みたいな環境を避け、純粋にSWELLを愛して使っている人たちが集まっている。
そんな温かいコミュニティの予感がしました。
Cocoonを使ったことがあったから、SWELLが近く感じた
調べているうちに、「Cocoonという無料テーマの有料版がSWELLなのかな?」と思ったのですが、どうやらそうではないようです。
Cocoonの開発者さんが骨折をされた際、寄付機能をつけようとしたところ
SWELLの開発者さんから連絡が入り、資本提供を含む業務提携をすることになった
そんな経緯があったようです。
実は、自分もCocoonを使ったことがあります。
アクセス0、誰にも見られていないような個人の日記でしたが
当時使っていたのがCocoonでした。
すべての機能を使いこなせたわけではありません。
というのも、そもそも誰にも見られていないブログですし
機能を掘り下げようという気力もあまりなかったんですよね。
それでも、「無料でここまで多機能なのか」と感じたのを覚えています。
そんなCocoonにSWELLが関わっていると知ったことで
SWELLが一気に身近で親しみのある存在に感じられるようになったのです。
なぜ初心者なのに、いきなり有料テーマから?
WordPressでブログを始めるにあたって、
「いきなり有料テーマから始めなくてもいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかも、自分のような実績ゼロの書き手、
ほとんど誰も見ていないような日記帳のようなブログであれば、なおさらです。
それでもなぜ、最初から有料テーマを選んだのか。
理由はシンプルで、途中で変えるのが大変そうだからです!
新しい土地に家を建てるなら、最初から納得できる設計で建てておきたい。
それと同じ発想です。
イラストの練習を始めようとしたときも、似たようなことがありました。
ワコムの液タブ(DTK1660K1D)を買って、3ヶ月で放置。
CLIP STUDIOも買い切り版を購入したものの、その後すぐにバージョン2が登場。
結局、上達を諦めてしまいましたが、液タブはいまだに家にあります。
普通に考えれば無駄な買い物かもしれませんが、
「道具のせいにはできない」という覚悟だけは得られた気がします。
ちなみに私は高給取りではありません。
正社員で働いてはいますが、月の額面は17〜19万円程度の職場。
フルタイム働いて残業しても手取りで考えると15万円ほどです。
金銭的に余裕があるとは、とても言えません。
それでも良い物を選ぶにもワケがあります。
最初から割と良い物を選んでおくことで
後々やっぱり高い方が良かったかなという後悔はなくなります。
最初から超一流に触れることでそれが基準になる
自分が好きで読んでいるコラムに
健美家のビル広田さんの記事があります。
不動産なんて所有してないのに不動産のコラム読んでます。
ビル広田さんの2019年8月9日掲載した第82話
ハイセンスな不動産投資家を目指す方向けに選ばれた言葉たち
その中に初心者用はない、最初から超一流があったのです。
一杯5千円という値段のせいか、常連さんたちはオーダーをしません。最後に僕にすすめられたので、「 新参者の自分が常連さんを差し置いてすみません 」と断りながら、その作家さんにきいてみました。
https://www.kenbiya.com/ar/cl/hirota/82.html
「 実は僕はアルコールをほとんど飲まないのです。僕は人生でウイスキーを飲んだことがないのですが、そんな貴重なものを飲んでも良いでしょうか?」
すると、僕の目を見ながら「 すべてのものに初心者用なんてないのです。最初から超一流に触れることでそれが基準になるのですよ。ぜひ初めての一杯をこちらにしてください 」
すべてのものに初心者用なんてない。最初から超一流に触れることでそれが基準になる。
これってなんかカッコいいですよね。
長続きするかわからないから安価な初心者用から始めるのが世の定石。
でも、それだと続けるにしても辞めるにしても
高いものなら違ったのかなって思いが残る。
もちろん良いものを買うにも財源が限られているので
液タブみたいに上を見たらまだ上位モデルあるけれども
無理すれば買えるくらいのランク帯を選ぶことが多いんですが。
自分が選べる中で良い物を選ぶスタイルはこの言葉から来てます。
でも財源が限られているので
今回のWordPressのテーマみたいに
納得がいくまで選ぶ為に調べる傾向にあります。
自分はtodo型じゃなくbeing型なので
悩んでも納得感を重視する方向性が合ってます。
これからのブログについて
広大なネットの海の片隅で書くのは、今までと変わりません。
でも、これから始めるブログは、もう少し“人に見てもらうこと”を意識したいと思っています。
とはいえ、「ブログでアフィリエイトをがんばるぞ!」という意気込みがあるわけではありません。
実は以前、一度アフィリエイトブログに挑戦しようとして、エックスサーバーを契約し、コンセプトも決めたのですが…
興味のないことを記事にするのがとにかく面倒で、何も形にならないまま終了。
サーバー代の負担も大きく感じて、やめてしまいました。
なので今回は、無料サーバーで自分の記録代わりに
人に見られても恥ずかしくない日記を書く──
そんな気軽な気持ちでスタートしています。
もちろん、もし運良く“お小遣い程度”にでも稼げたら嬉しい…
という気持ちはあるので、最初からSWELLを選びました。
実は紙の日記帳にも手を出したことがあります。
以前、3年分書ける分厚い「3年日記」を買いました。

こういうタイプのものですね。
毎日書ける人には向いていると思いますが、私のように「気が向いた時にしか書かないタイプ」だと
空白のページがどんどん増えていき、それを見るたびにさらに気が乗らなくなるんですよね…。
「買った物」「考えたこと」「行った場所」などは、日記にしやすい内容ですが、
どうしても文章が長くなるので、紙の日記ではスペースが足りなかったり
寝る前にちょっと…という書き方も合いませんでした。
そんな私にとっては、気が向いた時に書けて、スペースも制限されないブログがいちばん性に合っていると感じています。
ある意味で、「SWELLという高価な日記帳を自分にプレゼントした」ようなものですね。
誰かが見てくれたら嬉しい。
でも、たとえ誰も見ていなくても、気軽に自分の記録を続けていきたい──
そんなブログをこれから書いていこうと思います。