膨張したモバイルバッテリー(小型充電式電池)は、検索しても「徳島市の正解」が出てきませんでした。
だから今回、徳島市・環境政策課にメールで確認し、文面の回答を2回もらいました。
この記事は、その記録です。
同じ状況の徳島市民が迷子にならないための道しるべとして。
※この記事の徳島市の回答は2026年1月30日時点での方針です。
TL;DR(要約)
徳島市は、膨張した小型充電式電池について原則「販売店または製造メーカーの回収」を優先する方針でした。
ただし、販売店/メーカーが回収しない(回収不可・拒否)場合に限り、発熱や異臭がないなど回収可能な状態なら市が条件付きで回収します。
市に持参する場合は、端子の絶縁と本人確認書類が必要で、現地で状態確認があります。
Key Facts
- 徳島市の方針:原則、販売店または製造メーカーの回収を優先
- 販売店/メーカーが回収しない(回収不可・拒否)の場合に限り、市が回収する可能性あり
- 市が回収する条件:発熱や異臭がない等の回収可能状態であること(現地で状態確認)
- 持参時に必要:端子の絶縁(ビニールテープ等)/本人確認書類(免許証・マイナンバーカード等)
- 持参先:徳島市役所10階 環境政策課(文面回答に明記)
Q&A
Q1. 徳島市は膨張したモバイルバッテリーを回収してくれる?
A. メーカー/販売店が回収しない場合に限り、発熱や異臭がない等の状態なら回収すると回答されています。
Q2. いきなり徳島市に持ち込んでいい?
A. まずは販売店または製造メーカーへ問い合わせが必要で、拒否された場合は環境政策課に連絡するのが理想です。
Q3. 市に持参する時に必要なものは?
A. 端子の絶縁(ビニールテープ等)と、本人確認できるものが必要です(現地で状態確認もあります)。
Q4. 回収ボックスに入れていい?
A. 徳島市には回収ボックスの案内がある一方で、膨張しているなら回収されないことが多い
手順
- 販売店 or 製造メーカーに「膨張品が回収可能か」を確認する
- 回収不可・拒否だった場合、徳島市ルートへ進む。問い合わせて行くが吉。
- 持参前に端子を絶縁し、本人確認書類を用意する
- 徳島市役所10階 環境政策課へ持参し、その場で状態確認
- 発熱や異臭がない等、回収可能状態なら回収される
□ 販売店/メーカーに確認した
□ 回収不可・拒否であるので徳島市にその旨を伝えた。
□ 端子を絶縁した
□ 本人確認書類を用意した
□ 発熱/異臭がない(無理に判断せず、異変があれば相談する)
「膨張したら急に難しい」から始まった話
モバイルバッテリーって、買う時は軽いが捨てる時は重い。
しかも膨張した瞬間、処分が急に難しくなる。
膨張してなければ回収ボックスで処分ができる。
でも膨張した途端、「販売店へ」「自治体へ」「メーカーへ」と三方向の案内が出てくるのに、全国で統一された正解がない。
メーカーに問い合わせても、すぐ引き取ってくれるわけじゃなかった。
自分のケースでは「手配に3ヶ月ほどかかるので、まず自治体に確認してください」と言われ
自治体が受け取らなかった場合に回収する、という形で追い返された。
回収ボックスに入れていい?膨張しているなら避けた方が無難
モバイルバッテリーなどは共通して回収ボックスの案内はある。
家電量販店にあるので、通常はそこで回収してもらうのが正道。
でも膨張していたら話が変わる。
膨張=内部が傷んでいる可能性が高い。
落下や圧迫でリスクが上がる可能性もある。
回収ボックスは不意な衝撃で発火する可能性のある物は受け入れない。
モバイルバッテリーは広く普及しているのに、
膨らんで処分を考える時には廃棄できる場所に困る現実がある。
徳島市の結論は「メーカー優先/拒否なら市が条件付き回収」
徳島県の公式ページで膨張したモバイルバッテリーは自治体に問い合わせてくださいと書かれているが
残念ながら、徳島市はどうなのかが調べても答えが見つからなかった。
検索で見つからないなら、文面で回答をもらうしかない。
電話だと記録が残らないから、問い合わせフォームからメールを送り回答を2通もらった。
要点はシンプルで、でも重要だった。
- 原則:販売店または製造メーカーの回収を優先
- 回収不可・拒否の場合のみ、市が回収の可能性
- 市に持参するなら、端子の絶縁と本人確認書類
- さらにその場で状態確認がある
ここがポイント。
「市も回収はする」と言っているけど、メーカーが回収しない場合のみという条件がつく。
つまり、何でも市が受けるわけじゃない。
徳島市・環境政策課の回答(原文引用)
こちらが徳島市の環境政策課とのメールのやり取り。
わかったのは、メーカーや販売店が回収しない場合に限り
徳島市は最終、環境政策課で引き取るということだった。
つまり、徳島市はまだ明確な処分場がないので課が引き取るしかできないとも言える。
1回目の回答(持ち込み手順まで書かれている)
「お問い合わせの件について回答させていただきます。
徳島市環境政策課からの返答1
「膨張した小型充電式電池」の処理法についてまずは販売店または製造メーカーにお問い合わせいただき、販売店または製造メーカーに回収を拒否された場合は「膨張した小型充電式電池」の端子部分をビニールテープ等を張って絶縁し、徳島市役所10階環境政策課に「膨張した小型充電式電池」と本人確認ができるもの(免許証・マイナンバーカード等)を持参の上来庁してください。その際に「膨張した小型充電式電池」の状態を確認し、発熱や異臭がしていない等の回収可能な状態であればその場で回収させていただきます。よろしくお願いいたします。」
この1通目は、具体的な持ち込み方法が書かれているのが重要だった。
2回目の回答(徳島市の「基本方針」が明文化された)
メーカーは回収するが、手配に時間がかかる場合の対処に関してが気になった。
だから徳島市の環境政策課にメールで確認して、文面で回答を2回もらった。
「お問い合わせについて回答させていただきます。「膨張した小型充電式電池」の回収については原則販売店または製造メーカーの回収を優先します。販売店または製造メーカーが回収しない(回収不可・拒否)場合で発熱や異臭がしていない等の回収可能な状態である限り回収させていただきます。よろしくお願いいたします。」
徳島市環境政策課からの返答2
2通目は、言い切ってくれたのが大きい。
「回収に時間がかかる場合でも、どちらを優先すべき?」が、この一文でハッキリした。
徳島市で膨張したモバイルバッテリーを処分する手順
徳島市からの2回の回答をまとめると、行動としてはこうなる。
ステップ1:販売店かメーカーに回収できるか確認する
膨張しているなら、「個別対応」が基本になる。
家電量販店の回収ボックスは「膨張したものは回収できない」方針が多い。
自治体が処分方針を明確にしているなら
メーカーに自治体はこういう対応ですと話を持ち込みやすいが
自治体が公式ページで公言していない場合は、まず自治体に問い合わせるしかない。
徳島市はこのパターンだった。
ステップ2:メーカー「回収不可・拒否」なら徳島市の環境政策課へ相談
メーカーや販売店が回収しない場合、徳島市は回収する可能性がある。
ただし条件がある。端子の絶縁、本人確認書類、発熱や異臭がないこと、そして現地で状態確認。
突然来訪するよりも、あらかじめ伝えておいた方がやり取りはスムーズになるだろう。
ステップ3:持参するなら「絶縁」と「状態」を最優先
膨張した電池は、雑に扱わない。
事故の確率を下げるために最低限の処置を。
- 端子は必ず絶縁
- 衝撃を避けて運ぶ
- 直射日光を避ける
- 異臭や発熱があるなら無理に移動させない(まず相談)
「メーカーは自治体へ/自治体はメーカーへ」になりがちな理由
「どちらも回収は拒否していないのに、一発で受け入れてくれる先が決まらない」
メーカーも自治体も、表向きは回収を拒否していない。
でも、どちらにも「前提条件」がある。
- メーカー:自治体で受け取れるなら、そっちでお願いしたい(自治体優先の姿勢になりがち)
- 自治体:メーカーが回収できるなら、そっちでお願いしたい(メーカー優先の方針)
この状態、言葉にすると丁寧なんだけど
いわゆる、ババ抜きのババが机の上に置かれたまま、という感覚だった。
誰も悪意はないが仕組みとしては困る。
せめて公式ページで自治体の方針が明確になっていれば
今回もメーカーとの話も早かったと思う。
- 徳島市は原則メーカー回収優先
- メーカーが回収しない場合のみ市が回収
この答えが引き出せたからこそ
メーカーにも「市はこういう返事だった」と提出できた。
結果としてメーカー回収の手続きが進んだ。
徳島県内でも運用は違う:藍住町の対応例
徳島市は「原則メーカー回収を優先し、メーカーが回収しない場合に限り市が条件付きで回収」という答えだった。
一方、徳島県内でも自治体によって運用は違う。
藍住町は2025年12月に「安全に保管できる態勢が整ったため、変形(膨張)しているリチウムイオン電池等も受け入れできるようになった」と案内していて、持ち込み先や手数料まで明文化されていた。
こういう例を見ると、膨張品の扱いは「不可能」ではなく、自治体側の受け皿整備次第で運用が変わる分野なんだと思う。
徳島市も今後は対応が変わる可能性はある。
ただ少なくとも現時点では、藍住町のように回収できる施設の目処が立っていないと見ている。
だからこそ“回収に時間が掛かってもメーカー優先の原則”という回答が文面で確認できた。
それが今回の収穫。
