ジェラテリア スプンティーノに行ってみた|鳴門でジェラートだけじゃなく店の空間もよかった

ジェラテリア スプンティーノの記事用アイキャッチ。やわらかい淡色の背景に、ジェラート店の店内とテラスをイメージしたイラストと中央寄せの文字。
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鳴門の姫田地域を通った日に、ジェラテリア スプンティーノに立ち寄った。
前から少し気になっていたので、用事で近場を通るいい機会に恵まれた。

行ってみてまず思ったのは、この店はジェラートを買うだけの場所ではなかったということ。
注文したチョコクッキーとカスタードプリンのダブルはもちろんよかったけど
それ以上に、店の空気の残り方まで含めて印象に残った。

ドライブスルーがある店なので、ドライブスルーを利用することもできたが
店内注文してわかったのは、店内で過ごす時間にもちゃんと価値がある。
ジェラテリア スプンティーノが気になっている人には
味だけでなく、店内やテラスの雰囲気も含めて伝わるといいなと思う。

目次

ドライブスルー対応のジェラテリア スプンティーノ、でも正面から入りたくなった

この店はドライブスルーがある。
裏の駐車場に車を停めると、裏側からも店内にも入れる作りになっていた。

でも初めてだったこともあって、裏からそのまま入る気にはならず
あえて表に回って正面から入った。
今思うと、その時点でただジェラートを買うというより
ちゃんと店に入りたかったんだと思う。

こういうのは自分でも少し不思議で、裏から入ったほうが効率はいい。
でも、その日はなんとなく正面から入りたかった。
店の顔を見てから入りたかったというか、せっかくならちゃんと入口から入りたい感じがあった。

スプンティーノの外観

店内初見だと少し迷うかもしれないメニューの位置

店に入るとジェラートケースはすぐ見えた。
ただ最初に少しだけ、「メニューどこだ?」となった。

自分の感覚だと、ケースの容器上あたりに
それぞれのフレーバー名があるイメージだったので
各味のメニューはどこだろうと探してしまった。
でも実際には、品目はジェラートケースの右下にまとめてあった。
成人男性の目線からだと逆にパッと目に入らないかも

初見だと少しきょろきょろするかもしれないけど、場所さえわかればOK
あのメニュー位置は子どもの目線には見やすいのかも。
大人の自分は上を探してしまったけど、子どもなら案外自然に見つけられそうだなと思った。

ドライブスルー側は運転席から見やすいように
外壁にメニューが出ていたのでドライブスルー注文は目線迷わない
でも店内だと子どもの目線の方がわかりやすいかもしれない。
ある意味でドライブスルーは大人向け、内は子どもたちに向けた作り
その感じが店内注文は子どもたちをワクワクさせられそうだった。

座るとわかりやすいが、直前に立ってみると目線が迷った

チョコクッキーとカスタードプリンを実食。後味のよさが印象に残った

この日はダブルにして、チョコクッキーとカスタードプリンを選んだ。

あとからInstagramを見たら、その日は春にんじんも新しく出ていた。
先に見ていたら、たぶん春にんじんを追加してトリプルにしていたと思う。
メニューはその時によって少し変わるようなので
季節ものやその日のフレーバーを見たい人は、
来店前にInstagramの最新投稿を見ておくとよさそうだ。

ただ、実際に食べたこの2つもかなりよかった。

チョコクッキーは、クッキーとチョコチップの食感が美味しい。
ちょっとしたアクセントとして入っていて、ひと口ごとの感じが単調にならない。
ベースの甘さもすっきりしていて、ちゃんと満足感がある味だった。

カスタードプリンは、卵の甘さが感じられて、食べるとちゃんとプリンだと思える味だった。
カスタードっぽいだけじゃなくて、カラメルの風味もきちんとあって、プリンのようにカスタードとカラメルの相乗効果がある。
名前だけそれっぽい味ではなく、ちゃんとプリンとして成立していたのがよかった。

そして、この店のジェラートでいちばん印象に残ったのは後味だった。
確かな甘みはあるのに、食べたあとに口の中に変な甘さが残らない。
甘いものを食べた満足感はあるのに、あと味が重くない。
そこがかなり好みだった。

チョコチップとカスタードプリン味

店内やテラスの空間もよかった。ちょっと特別なおやつ時間になる

味もよかったけど、この店は空間の印象も強かった。

店内にはテーブル席がいくつかあって、窓は一面ガラス張りで外はテラスになっていた。

店内とテラスはガラス面でクリア

テラスにも机と椅子が置かれていて、壁際には花が植えられていた。
テーブルの上には机拭きも用意されていた心配り
大きな空間ではないけど、ちょっと特別な場所になっていた。

この時はまだインスタを見ていないのに、テラスにいると優しい雰囲気を感じた

隠れ家的空間を感じるのは、裏の駐車場からそのまま来られる構造なのに
実際に座っていると駐車場の車が目に入らない配置になっている。
道路からも見れないテラス席。

思えば店の正面からの作りも外から見えるのはジェラートカウンター側
店内で食べている人の空間は外から見えないよう守られている。

だから、ロードサイドの店なのに、店内やテラスでは少し切り取られた時間になる。
ドライブスルーもできる店なのに、店内に入るとちゃんと「ここで食べていこうかな」と思える。
ここはそのバランスがすごくよかった。

Instagramを見ると、最新メニューと店の空気が少しわかる

帰ってからInstagramを見ていたら、テラス席の花壇に新しく花を植えた投稿があった。
家族で花を植えたという内容で、それを見て店で感じた空気に少し納得した。

テラスに花があること自体は、その場でも目に入っていた。
その花が店の家族で手を入れているものだとわかると
あの場所で感じた場のやわらかさに納得がいった気がした。

Instagramは、最新メニューの確認にも役立つ。
メニューの一部は日によって変わるようなので
来店前に最新投稿を見ておくと、その日のラインナップが書かれていてわかりやすい。

この店のInstagramは単なる義務投稿だけではなくて、店の空気も伝わる投稿をしている。
このお店がどんな店かがわかると
より一層味が深まる気がするというもの。

PayPayも使えるけど、この日は現金で払った

支払いはPayPayも使えた。
その点はQRキャッシュレスをしたい人にも朗報だと思う。

でも自分はこの日は現金で払った。そこに大きな意味があったわけではなく
PayPay使えるけど今日は現金でいいか、くらいの軽い感覚だった。

そうすることでキャッシュレスなら店が取られる手数料を
現金として払うことで、ちょっとしたチップ感覚になれる。

裏から出られるのに、また正面から出た

食べ終わったあと、カップとスプーンを店内のゴミ箱に捨てた。
そのまま裏から近い駐車場に戻ることもできたけど
帰りもまた正面のほうから出た。

入る時も正面、出る時も正面。
効率だけなら裏のほうが近いのに、そのほうがしっくりきた。

出る時には、自然に「ごちそうさまでした」と声をかけていた。
ジェラート屋でそう言うのも少し変かもしれないけど、自分の中ではただアイスを買った感じではなかったんだと思う。
ちゃんと店で食べた、という感覚があった。

その時はインスタも見てなかったのに
店から伝わる雰囲気に思うものがあったのだと自分でも思う。

ドライブスルーでさっと使うのもよさそう。でも店内で味わう価値もある

駐車場に戻ると、1台車が止まっていて、車内でアイスを食べている人がいた。
たぶんドライブスルーで受け取って、そのまま車の中で食べていたんだろう。

それを見て、この店には自然に二つの使い方があるんだなと思った。
ひとつは、車で立ち寄ってさっと受け取って食べる使い方。
もうひとつは、店内やテラスで少し過ごして、空間ごと味わう使い方。

どちらもできるのが、この店のおもしろさだと思う。
ドライブスルーで受け取って車内で食べるのも実用的でもあるし
良い感じに整った店内で食べるのも、少し特別なおやつ時間にもなる。

アイスを食べたいだけなら、手軽にスーパーやコンビニでも買える。
それでもこうしたお店に来るのは、やはり味や値段だけでなく
記憶に残る体験、ちょっと特別な時間になる感覚に近いものがあるからだろう。

ジェラテリア スプンティーノは、ジェラートがおいしかった店というだけでなく
店の雰囲気、空気感も一緒に持ち帰れる店だった。
次に行く時は春にんじんも食べてみたいし、その日にはまた違うメニューが出ているのかもしれない。

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この記事を書いた人

徳島在住。徳島を拠点に、四国で実際に訪れた場所や食べた店を、体験ベースで記録している個人ブログ「カゼモノ帖」を運営しています。

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