旅の締めくくりは、北灘町の神社と地元豆腐店「太子屋」に立ち寄った午後の記録です。
静かな空間とやさしい味わいに包まれながら、心がほどけていくひとときとなりました。
この日の立ち寄り先は、静かな神社の空気を味わいたい人や、旅の最後に少し落ち着いた時間を過ごしたい人には良い流れでした。
ただ、神社まわりは虫対策をしておいたほうが安心です。
太子屋 北灘店は、豆乳ソフトのような軽いご褒美を楽しむ締めにも向いていました。
前回の記事はこちら↓

八幡神社と稲荷大明神──赤い鳥居の連なり
神社巡りは密かな趣味みたいなところがあるので
どこか良さげな神社はないだろうかと探したのが【八幡神社】。
実際に立ち寄ってみると、広い境内と静かな空気が印象に残る場所でした。
落ち着いた神社の雰囲気を味わいたい人には合うと思います。

八幡神社と名がつく神社は多いのですが
やはり同じ神社は1つとしてありませんからね。
北灘の八幡神社は境内は広く、隣には【稲荷大明神】が並び、
稲荷特有の赤い鳥居が連続する美しい構造が印象的でした。

風のない午後の境内は、空気がしんとしていて、神社特有の静けさが漂っていました。
神社特有のこの空気感はやっぱり良いですね。
しかし、この神社最大の難点が1つ
雰囲気はかなり好みでしたが、これから行くなら虫対策はほぼ必須だと感じました。
時期によって印象が変わりそうなので、その点だけは先に知っておいたほうがよさそうです。
蚊がものすごく寄ってくる。
裏手に川があるせいか、耳元でも感じる蚊の気配。
虫除けスプレーを持っていたので車に乗り込む前に散布して乗車しました。
次ここに来る時があったら虫がいない時期を選ぶ。
※使っているのは天然素材系のスプレーで、車内でも安心して使えるものです。
車を出そうとしたとき、八幡神社のすぐ向かいに、
もう一つ向かいに建造物があるのが見えました。
GoogleMapには【金比羅神社】とあります。

せっかくなので、蚊の波に耐えつつ、こちらにも参拝。
そして八幡神社の北には小さな公園があります。
公園と神社の間になぜか鳥居が1つあるという。
この鳥居から神社に通り抜ける道があるわけでもないのに謎です。

公園には滑り台とブランコが今でも残っていて、
整備が行き届いているのか、雑草も処理されていました。
自分の地元でも遊具が撤去された小さな公園多いですからね~
派手な見どころがある場所ではないものの、こういう小さな景色まで含めて北灘の空気を感じられるのがよかったです。
さっと観光するというより、少し足を止める人向きの場所だと思います。
この八幡神社北の公園は今でも、この場所で子どもたちが遊んでいるのだろうか。
それとも、昔の記憶だけを残して、静かにそこに在るのだろうか。

公園内には老朽化した木が倒れていました。
雑草の手入れ具合から、自然に倒れたというより
恐らく安全の為に倒したのでしょう。
けれど、その存在感さえも含めて、静かな時間の積み重ねを感じました。
太子屋 北灘店──豆乳ソフトと地元の誇り
今回の旅の最後に立ち寄ったのは、 地元の豆腐屋【太子屋 北灘店】。
本店は撫養町にあるようですが、こんな所に支店があるんですね。
旅先で地元らしいものを少しだけ買いたい時にも、立ち寄りやすいお店だと思います。
豆腐そのものだけでなく、豆乳系の甘味があるのも嬉しいところでした。

太子屋は、国産大豆と天然にがりにこだわった豆腐を販売しているお店。
スーパーにも並ぶ商品ながら、安物の豆腐に比べると価格帯はちょびっと高め。
けれど、私はいつも
“こだわりには、こだわりで返す”
地元企業応援の気持ちもあるし、拘っている太子屋の豆腐をスーパーでも選ぶようにしています。
この日は16時頃の来店。 閉店まであと1時間半ほどというタイミングだったからか、
いつもスーパーで見かける豆腐の中には50%オフのものもあった。

買って帰ることも考えましたが、 お昼のつけ麺中盛りがボリュームあったので
晩ごはんガッツリ豆腐入らないかもと思い、今回は見送り。
その代わり、買ったのが【豆乳ソフト】と【豆乳プリン】と【豆乳(大)】。
豆乳プリンは198円、豆乳(大)500mlは300円でした。(どちらも2025年5月の価格)
豆乳ソフトのやさしい甘さ
太子屋に来た目的の1つである豆乳ソフトは、しっかりと大豆の風味を感じるやさしい甘さ。

値段は380円(2025年5月)。御当地ソフトとしては標準価格帯。
大豆のほんのりした甘さ甘さが甘すぎずにちょうどいい。
濃すぎる甘さではないので、食後や旅の終盤でも重たくなりにくい味でした。
ご当地ソフトが好きな人なら、一度試してみる価値はあると思います。
ソフトクリームって結構ご当地味ありますよね。
もちろん他でも同じ名称の味はありますが、その地元のお店のソフトクリームと
そこで食べたという旅の記憶はご当地限定です。
旅というのは、こういう“味のご褒美”の連続なのかもしれません。
家に持って帰って後日食べた豆乳プリンも値段はちょい張るけど美味しかった。
豆乳は飲む機会ないからこんな感じなのかと納得。
半分飲んで半分は味噌と醤油スープのうどんに豆乳を混ぜてクリーミーうどんにして食べました。
その場で食べるなら豆乳ソフト、持ち帰るなら豆乳プリンという感じで選べるのもよかったです。
軽く立ち寄っても、旅のおみやげ感がちゃんと残る店でした。
静けさと味わいの余韻を抱えて
一人旅とは、派手さも感想戦もない。 けれど確かに、静かな実感が残る。
神社の空気と、豆腐のやさしさ──どちらもこの土地にしかない“味”。
2025年5月下旬のおでかけ、鳴門の小さな旅は、こうして幕を閉じました。
心と身体が、少しだけ整えられたような感覚と共に
※この記事は2025年5月下旬の訪問時点の内容をもとに書いています。
価格や品ぞろえ、周辺の状況などは時期によって変わる可能性があります。



