王王軒の自販機ラーメンを実食レビュー|店の味に近い?作って分かった注意点

王王軒の自販機ラーメン実食レビューのアイキャッチ。自販機、ラーメン、麺を茹でる鍋、湯煎中のスープを淡いイラストで描いた16対9画像
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徳島ラーメンの人気店として知られる王王軒。
その店舗前に置かれているラーメン自販機が前から気になっていた。

最近、店の前に自動販売機を置いているラーメン店を見かけることが増えた。
ただ、実際のところ気になるのは「本当に店の味に近いのか」「家で作っても満足できるのか」の2点だと思う。

今回は、王王軒の店舗前にある自販機で実際にラーメンを買い、家で作って食べてみた。
結論から言うと、スープの再現度はかなり高い。逆に、麺は茹で方と湯切りで仕上がりの差が出やすい。

この記事では、その実食体験をもとに、店の一杯とどう違ったか、買う価値があるかを実体験ベースで書いていく。


目次

王王軒の自販機ラーメンはどこで買える?徳島の店舗前自販機で購入した

今回買ったのは、王王軒の店舗前に設置されている自動販売機のラーメン。
通販や土産売り場の商品ではなく、実際に現地で買って家で作って食べてみた。

店舗前でそのまま買えるので、営業時間外でも購入できるのがこの自販機の分かりやすい特徴だった。
自分も今回が、こういう店前ラーメン自販機を実際に買うのは初めてだった。


王王軒の自販機ラーメンの値段は700円と1000円の2種類だった

最初に試すなら、まずは標準版でも十分雰囲気は分かると思う。自分のように「まず再現度を見たい」という人は、700円のほうから入るのでもよさそうだった。

自販機には2種類あった。

  • 700円のオーソドックスなタイプ
  • 1000円の麺やトッピング量が多いタイプ

味違いを並べる形ではなく、違いは量と内容の増減だけだった。
徳島ラーメンの王王軒らしく「味はこれ一本」という売り方で、自分はまず700円の標準版を選んだ。

標準用自販機と増量自販機の2つがあった

王王軒の自販機ラーメンのパッケージ内容|筒型で約520gとかなり重い

出てきたのは、筒型のパッケージ。
これが見た目よりしっかり重い。

片手で持つと「おっ」と思うくらいズシッとくる。
実際に量ってみると、約520gあった。

重さは520g

中に書かれていた説明書の表示では、

  • 麺:130g
  • メンマ・豚肉入りスープ:350g

となっていた。
さらに空のパッケージを量ると、こちらは25gくらいだった。

持ち帰り商品としては、軽いお土産ラーメンより中身の存在感があると感じた。


王王軒の自販機ラーメンは冷蔵1週間・冷凍60日保存できる

逆に言うと、その場で食べる前提だけでなく、買って持ち帰る価値がちゃんとあるということでもある。店で食べる一杯とは用途が少し違うので、そこは分けて考えたほうがよさそうだった。

中の紙には保存についても書かれていた。

  • 冷蔵で1週間
  • 冷凍で60日

冷蔵1週間、冷凍60日なら、その場で食べる用というよりストック用として使いやすい。
店で食べる一杯とは別に、近くを通った時に買っておく、遠方から持ち帰る、夜に食べたくなった時に備える、という使い方に向いている。


王王軒の自販機ラーメンの作り方|スープは湯煎、麺は2〜3分茹でる

これから買う人は、麺だけはなるべく大きめの鍋と多めのお湯で茹でたほうが失敗しにくいと思う。自分はここを少し甘く見て、仕上がりに差が出た。

作り方自体はシンプルだった。

  • スープはパックのまま沸騰後5〜10分温める
  • 麺はほぐしながら2〜3分茹でる

まずスープについては、説明書どおりにやればかなりうまくいくと思う。
これはもう、店のスープを家庭で再生する感覚に近い。

逆に、説明書を見ずに鍋に直接スープをぶちまける人も一定数いそう。
商品はパッキングされた状態のまま温めるところまで含めて再現性を高めている
だから説明書通りにパックごと湯煎しよう。


王王軒の自販機ラーメンで失敗した原因|説明書に麺を茹でる水の量が書いていなかった

今回、いちばん気になったのはここだった。

麺を茹でる水の量が説明書に書かれていない。

割とアバウトな説明書

時間は書いてある。
でも水量はない。

これ、かなり大事なところだと思う。

今回は平鍋で茹でたこともあり、水は1Lも使わなかった
その時点ではそこまで気にしていなかったけど、食べたあとに振り返ると、かなり大きなポイントだった。

ラーメンの作り方としては、ここがかなりアバウト。
とはいえ、書いていたとしても大量のお湯で茹でてくださいになると思う。

でも、実際にはそのアバウトさがそのまま仕上がりの差につながる。


スープを器に出した瞬間、「あ、これ王王軒だ」と分かる匂いがした

スープを器に出した瞬間、すぐに分かった。

「あ、これ王王軒の匂い」

あの豚骨の匂い。
いわゆる豚骨臭さが苦手な人には少しきつく感じるかもしれない。
でも、そこが王王軒らしさでもあると思う。

この時点で、かなり「本物寄りだな」という気持ちになった。

王王軒の自販機ラーメンを実食した感想|スープはかなり店の味に近い

実際に食べてみた最初の感想は、かなり素直だった。

「おっ、店の味やな」

ちゃんと美味い。
インスタントより高価な700円なだけある。

ネギは家で追加した

少なくともスープは、かなり王王軒の空気を持ってきている。
匂いだけではなく、味としてもちゃんと店のラインに乗っていた。

このへんは、一般的な再現商品より明らかに距離が近い。
単なる“王王軒っぽいラーメン”ではなくて、かなり本物寄りの味だと感じた。

だからこそ、逆に次の違和感もはっきり分かった。


麺がねっとりしたのはなぜ?水量不足と湯切り不足でデンプンが残ったと思う

なので、この記事の結論としては「自販機ラーメン自体の再現度が低い」というより、「家庭側の作り方で完成度が上下しやすい」という感想に近い。ここは買う前に知っておくと判断しやすい点だと思う。

食べているうちに、少し違和感が出てきた。

味はいい。
でも、麺が少しねっとりまとわりつく感じがある。

その時に思ったのが、これは自販機の問題というより、ほぼ自分の作り方だなということだった。

原因として考えたのはこのあたり。

  • 麺を茹でる水の量が少なかった
  • 麺をしっかり湯切りしていなかった
  • 鍋の中でお湯を泳いでいる麺を、そのまま器に入れた

これで、茹で湯とデンプンが一緒にスープへ入ってしまったんだと思う。

今回の違和感は、自販機ラーメンそのものの再現度が低いというより、家庭での茹で方で完成度が落ちた可能性が高い。
スープはかなり店に近いぶん、麺の湯量不足や湯切り不足がそのまま弱点として出やすいと感じた。


家庭で店と同じように大量のお湯で麺を茹でるのは意外と難しい

今回の失敗を振り返って思ったのは、
店と同じように麺を茹でる環境を家庭で用意するのは、意外と簡単ではないということだった。

店なら大きな鍋で、たっぷりのお湯を沸かして、麺を入れても温度が落ちにくい。
でも家庭だと、そこまでの物量で押し切るのは難しい。

だから、今回のように

  • 平鍋
  • 水少なめ
  • そのまま器に移す

みたいな流れだと、どうしても麺の表面にデンプン感が残りやすい。

これは王王軒に限らず、持ち帰りラーメン全般に言えることかもしれない。
ただ、王王軒のスープがかなり本物に近いぶん、麺の仕上がりの差が余計にはっきり見える。

王王軒の自販機ラーメンが店より100円安い理由を考えた

店の一杯と比べて何が違うのかを考えると、この100円差はかなり納得しやすかった。完成品をその場で食べる体験と、自宅で再現する前提の商品は、やはり別物として見るほうが自然だと思う。

王王軒は店内の並ラーメンが800円、持ち帰りラーメンと自販機ラーメンが700円。(現時点で)
自販機ラーメンのほうには、店で出てくるもやしやネギは入っていない。
だから一見すると、100円差はトッピング差分かなとも思える。

しかし実際に作ってみると、この100円差は単にトッピングの差だけではないと感じた。
店では、慣れた手つきでベストな状態に仕上げられた一杯をそのまま食べられる。
一方、自販機ラーメンは家で再現する前提の商品なので、仕上がりの責任がこちら側にもある。
そう考えると、店内の800円と自販機の700円は、単純にもやしやネギの有無だけではないと思えた。

まとめ|王王軒の自販機ラーメンは店の味にかなり近い。ただし麺の茹で方で完成度が変わる

今回食べてみて感じた結論ははっきりしている。
王王軒の自販機ラーメンは、スープの再現度はかなり高い。反面、麺は家庭での茹で方と湯切りで完成度がかなり変わる。

もちろん、店で食べる一杯のほうが完成度は高い。
ただ、自販機ラーメンには営業時間外でも買えること、保存できること、王王軒の味を家に持ち帰れることという別の価値がある。

実際に試してみて、これは単なる土産ラーメンというより、店の味をストックする手段として十分にありだと思った。
次は麺の仕上げをもう少し丁寧にして、どこまで店に近づくか試してみたい。

※この記事は訪問時点の内容をもとに書いています。価格・販売内容・保存期間などは変更される可能性があるため、購入前には現地表示もあわせて確認してください。


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この記事を書いた人

徳島在住。徳島を拠点に、四国で実際に訪れた場所や食べた店を、体験ベースで記録している個人ブログ「カゼモノ帖」を運営しています。

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