那賀町を巡っていたとき、50種類の小さなカードが並ぶ「NAKA 50 COLOR’S CARD」を見つけました。
【この記事はこんな人向け】
- NAKA 50 COLOR’S CARDがどんなカードなのか知りたい
- カードにはどんな那賀町の情報が載っているのか知りたい
- 実際にどこで見つけ、集めた後どう楽しめるのか知りたい

この記事は、2026年7月9日と15日に一人で那賀町を車で巡った際の体験をもとにしています。
カードラックは道の駅もみじ川温泉と道の駅鷲の里で確認しました。
那賀町内の全設置場所を調べたものではなく、訪問時に実際に見つけた範囲で紹介します。
NAKA 50 COLOR’S CARDは、那賀町を50の題材で紹介するカード
最初は、那賀町の観光地を50か所紹介するカードなのかなと思っていました。
ところが50枚を見ていくと、少し違います。
吊り橋や神社、滝のように「ここへ行ってみたい」と思う場所もあれば、
木頭ゆずや相生晩茶、キレンゲショウマのように、特定の観光施設とは違う題材もあります。
カードを一枚ずつ見ていると、「どこへ行くか」だけではなく
「那賀町にはこんなものがあるのか」と知るためのカードに近く感じました。
中でも、写真を見て素直に気になったのがNo.21「小計橋」です。

表面には「集落を結ぶ、小計橋」とあり、裏面には山の中に架かる細い橋の写真。

こういう場所が那賀町にあること自体、カードを見るまで知りませんでした。
場所そのものとは違う引っ掛かり方をするカードもあります。
木沢風車には「ほぼ手作りの風車台」とあり、「ほぼって何だろう」と妙に気になりました。
No.47「太布庵」では、「現在、日本で木綿の太布を生産しているのはここだけ」という説明を見て
太布とは何なのか後から調べるきっかけになりました。
カード一枚から、「この場所はどこ?」だけでなく「これは何?」まで始まります。
また、すべてのカードにQRコードが付いているわけでもありません。
No.49「木頭ゆず」のように、特定の一点ではなく地域に関係するものは、
QRコードではなく那賀町内の位置関係が分かる地図になっていました。

50枚を同じ形式の観光カードとしてそろえるのではなく、題材に合わせて見せ方も変えているようです。
配布ラックはもみじ川温泉と鷲の里で確認|No.49は鷲の里にあった
NAKA 50 COLOR’S CARDを最初に見つけたのは、7月9日に立ち寄った道の駅もみじ川温泉でした。
多目的ホール・観光案内のスペースに専用ラックがあり、カードが番号順に並んでいます。
ラックには「ご自由にお取りください」と一番下に小さくですが書かれています。
せっかくなので記念に置かれているカードを一種類ずつ持ち帰ることにしました。
集めていくと、一か所だけ空いています。
No.49だけありません。

この日は49種類で終了。
7月15日にも道の駅もみじ川温泉へ立ち寄ったので確認してみましたが、No.49はまだ空いたままでした。
50種類そろえるのは難しいかなと思っていたところ…
その後に立ち寄った道の駅鷲の里で、またカードラックを見つけました。
そもそも鷲の里にNAKA 50 COLOR’S CARDがあると思っていなかったので
最初の反応は「ここにもあったのか!」と内心思いました。
しかも、こちらは50種類そろっています。
もみじ川温泉で二度見つからなかったNo.49は「木頭ゆず」でした。

ここで一枚もらい、ようやく50種類がそろいました。
同じ時期でも、もみじ川温泉では欠けていたカードが鷲の里にはありました。
欲しい番号がないときは、その一か所だけで諦めず、別の場所で確認してみてもよさそうです。
なお、同じ7月15日に立ち寄った道の駅わじきでは、NAKA 50 COLOR’S CARDのラックは見かけませんでした。
ちなみにNAKAカードだけを目的に那賀町を走っていたわけではなく
別のカードラリーやスタンプラリーにも参加しています。
同じ日に巡ったスマート回廊カードラリー第10弾と相生中学生スタンプラリーについては
別記事で参加方法や特典・景品をまとめています。

気になったカードはQRや地図でさらに掘り下げられる
カードを見て気になる場所が出てくると、次に知りたくなるのは「それ、どこにあるんだ?」ということです。
小計橋のQRを読み込んでみると、Google Mapsで「小計橋」という名称付きのスポットが開くわけではありませんでした。
表示されたのは「33°47’51.0″N 134°22’50.0″E」という座標地点です。
カードには旧桜谷小学校近くに架かる生活橋とありますが、ストリートビューから橋そのものは確認できず。
航空写真を見ると橋らしきものがあるので、この辺りなのだろうと見当を付けるような場所でした。
地図だけ眺めていたら、小計橋という名前自体を知らないままだったと思います。
別の例がNo.30「手掘りのトンネル」です。

「いつ?不思議な手掘り」という言葉がまず気になります。
説明を読むと、大釜の滝のすぐ横にあるトンネルとのこと。

QRを読み込むと、トンネルそのものではなく大釜の滝がマーカーされたGoogle Mapsが開きました。
カードが「大釜の滝の横に、こんなものもある」と教え、Google Mapsがその近くまで案内してくれる形です。
一方、カードを見て「行きたい」と思ったからといって、そのまま車を走らせるとは限りません。
霧の滝も写真を見て気になった一枚でした。

QRでは名称付きスポットではなく座標地点「33°50’36.4″N 134°09’51.7″E」が表示されました。
周辺をストリートビューで見ると滝らしきものは確認できましたが
山奥でまだ整ったダートではありますが、車で気軽に出かけようという気にはなりにくいです。
那賀町の山間部では、実際に車1台分ほどの道を走り、対向車が来ると離合に気を使う場所もありました。
カードを見て「ここへ行ってみたい」と思うことと、その道を実際に車で走るか決めることは少し別です。
NAKAカードで存在を知り、QRや地図で場所を確認する。
その先は、自分の車や運転経験も含めて、経路を見てから向かうか決める。
霧の滝については、調べたところで「今回はカードと写真で知れただけでもいいかな」と思いました。
QRは行き先を自動的に決めてくれるものではありませんが
カードで気になった場所をもう一段調べるための入口として使えました。
50枚をファイルに入れると、那賀町を掘り下げる索引として残る
50種類そろえたカードは、ダイソーの「トレーディングカードファイル 120ポケット」に入れて保管しています。

カードを入れにくいことはなく、ページをめくるのも特に不便はありませんでした。
一枚ずつ持っていたときより、ファイルにまとめた方が「那賀町のカード集」という感じが強くなります。
そして実際には、50枚そろえたところで終わりませんでした。
ファイルを開いて小計橋を見て場所を調べたり、手掘りのトンネルのQRを読んだり、太布庵を見て太布について調べたりしています。
旅の記念として残るだけなら写真でも十分ですが、このカードは後から「これは何だろう」ともう一度那賀町へ戻れる入口になりました。
もちろん、カード一枚だけで営業時間や道路状況まで分かる詳細な観光ガイドではありません。
写真に引かれてもいいし、妙な一言が気になってもいい。
文化を調べるだけで終わっても、道を見て今回は行かないと決めてもいい。
50種類そろえた後の方が、那賀町について調べることは増えました。
NAKA 50 COLOR’S CARDは、集めて終わるカードというより
那賀町の場所や文化をもう一段掘り下げるための小さな索引として手元に残っています。
