小松島の「ハイナンチキンライスまるか」で、ガーリックチリのカオマンガイを受け取ってきた。
今回いちばん先に書いておきたいのは、予約しておいてよかったということだ。
14時に店へ着いた時点で、入口には売り切れの張り紙が出ていた。
初めて行くなら、行く前に営業状況とメニューを確認しておく方が安心だと思う。
この記事では、実際に電話予約した流れ、ガーリックチリを食べた感想、店内で見えたまるかの空気を残しておく。
14時には売り切れ札。まるかは事前に予約して行って正解だった
まるかを知ったきっかけは、小松島に掃海艇はつしまが来るという情報だった。
せっかく小松島まで行くなら、周辺で何か食べられる店はないか。
そう思ってGoogleマップを見ていた時に、「ハイナンチキンライスまるか」を見つけた。
名前からして気になったが、調べていくと、どうやら予約しておいた方がよさそうな店だった。
そこで前日に公式Instagramを確認し、当日の朝に電話注文する流れを把握しておいた。
当日は9時半ごろに電話。
9時から予約受付なら、少し落ち着いた頃かもしれないと思って、その時間にした。
電話では、まず朝の挨拶から入り、「予約したいのですが」と伝えた。
いきなり注文名から入るより、この一言を挟む方が自分も落ち着いて話しやすい。
そこから「ガーリックチリ1個、14時受け取りでお願いします」と注文内容と受け取り時間を伝えた。
あとは名前を伝えて、復唱してもらって、予約完了。
電話予約は少しドキドキしたが、最初に「予約したいです」と伝えて、
注文内容、個数、受け取り時間を決めておけば、かなりスムーズだった。
14時に店へ行くと、入口には売り切れの張り紙が出ていた。

前日に公式Instagramを見ていたから、当日の朝に何をどう頼むか決められた。
店に着いてから考えるより、行く前に「何を何時に受け取るか」まで決めておく方が、かなり動きやすい。
事前にメニューを見て決めておくと話が早い
まるかは、メニューを見ると、商品はカオマンガイだけだがソースが複数ある。
シーズニング、スイートチリ、ガーリック、チリ、ジンジャー、甘口、タイ産黒糖、シン・ナムチム。
初めてだと、ここでどれにしようか迷う。
自分も迷ったが脳内会議で前日にどれを食べるかはちゃんと決めていた。
電話してから「何がありますか」「どれがいいですか」と迷うより、先にメニューを見て決めておいた方がいい。
まるかはワンオペで忙しそうな店なので、注文内容を決めてから電話する方が、お店にも自分にも優しい。

自分は前日に情報を見ながら悩んだ末、ガーリックチリに決めた。
メニューに「アンタが思うとるより強烈でよ」とニンニクの強さを警告するような言葉があったので、逆に気になった。
ガーリックチリはニンニクが効く。でもカオマンガイを乗っ取らない
訪問時点では1100円。現金で支払い、カオマンガイを受け取って車に戻った。
開封すると、鶏肉がご飯を埋め尽くすように乗っていた。
上にはガーリックチリソース。隅には刻み紅生姜。
テイクアウトの見た目として、まず鶏肉の存在感がしっかりある。

ガーリックチリは、名前どおりニンニクが効いている。
メニューに書かれていた警告は大げさではなかった。
ただ、食べてみると、ニンニクだけが前に出てカオマンガイを乗っ取る味ではない。
鶏肉とご飯の味を残したまま、ガーリックチリがうまく乗っている。
刻み紅生姜も地味に効いていた。ガーリックチリと鶏肉だけで押し切るのではなく、途中で紅生姜の旨味が入ることで、口の中が重くなりすぎない。
ボリュームはある。けれど、むつこくない。
気づけばパクパク食べていた。
店主は値上げ投稿で、鶏肉や米、容器、調味料などの原価が上がったこと、しかし量を減らしたり材料を変えてクオリティを下げたりはしたくないことを書いていた。
店主は「ご飯に鶏肉が乗ってるダケ」という言い方もしていたが、実際に食べると、それだけでは終わらない。
鶏肉の量、ソースの強さ、紅生姜の抜け方。
どれか一つが目立つというより、全体で「ちゃんと満足できる一皿」になっていた。
量を減らしたりクオリティを落としたりしない。
その姿勢が、実際に食べた時の満足感にもつながっているように感じた。
店内には、釣りと猫と海外の空気がにじんでいた
まるかは無断撮影禁止(許可をもらってから可)だったので、店主に撮影していいか確認してから店内を撮った。
店内は、店主の個性そのものが置かれている空間だった。
猫用のおやつ、自作の絵本ののらねこ道やTシャツの案内、釣り用ルアー、招き猫。
カオマンガイを受け取りに来ただけでも、この店が店主の生活や趣味と地続きにあることは伝わってくる。

窓際の壁には、釣果の写真や海外の写真、海外のお札もピンで止められていた。
小さな敷地ながら、仮に待ち時間があっても退屈しない店内だった。

黒板には鉄板カオマンガイや冷凍カオマンガイの案内もあった。
事前に気になっていたガパオライスには取り消し線が入っていてしばらくは中止といった感じ。
いつか再開したらガパオライスも食べてみたい。

冷凍は在庫ありとあったので持ち帰りにも良さそうだし、
ふるさと納税の返礼品にもなっているので、県外の人で食べたくなったら選択肢の一つ。
自由に見えるけれど、自由を守るための線引きがある店
まるか店主は、投稿を見ても自分を「適当」と言いそうなタイプの人だ。
「やる気ない」や「週4営業」のような言葉だけを見ると、ゆるく店をやっている人に見えるかもしれない。
釣りに行きたい時は休む。タイに行きたい時も休む。そういう投稿もある。
でも、実際に調べてから行ってみると、だらしない自由とは違うと思った。
前日予約は受けない。
9時前の注文も受けない。
注文内容を決めてから電話してほしい。
品質を下げるくらいなら値上げする。
メディアに出て客が増えることより、今通っているお客さんを大事にしているようにも見える。
そういう線引きが投稿から感じられた。
自分の料理、今のお客さん、自分の生活。
そのあたりを守るための線引きがあるから、まるかの「適当」は無秩序な自由ではなく、
自由に見えるけど、自由を守るための信念とルールに責任を持ってるように思えた。
御当地ローカル店の魅力は味だけでなく、その店の個性にもあると思う。
自分は店主の生き様にもファンになりそうだ。
次に行くならシン・ナムチムかカレー。次の味を試したくなる店だった
今回食べたガーリックチリは満足だった。
でも、メニューを見たらシン・ナムチムも気になるし、カレーも気になる。
イートインの鉄板カオマンガイも、いつか食べてみたい。
まるかは、カオマンガイだけの店に見えて、ソースや食べ方で次も試したくなる余白がある。
味だけでなく、店全体ににじむ自由さときっちりした空気も一緒に残った。
小松島に掃海艇が来なかったら、たぶん自分はまるかを知らなかった。
その偶然込みで、いい店に出会えたと思う。
次に小松島方面へ行く機会があれば、また公式Instagramを確認して、再訪してみたい。
※この記事は訪問時点での体験をもとに書いています。価格、営業日、予約方法、メニュー内容は変わる可能性があります。行く前には、公式Instagramなどで最新情報を確認しておくと安心です。
